幹事の壺(沖縄編 2024最新版)

幹事の壺(沖縄編)の最新版です。格安ツアー、おすすめスポット、おいしいレストランなど沖縄旅行に役立つ情報をお届けします。

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うちなー家庭料理 公庵/くーあん(沖縄本島南部 那覇新都心)

沖縄でおいしいものを食べたい人は、まずこの店、公庵(くーあん)を押さえるべし!
那覇で、いや沖縄で最も美味しい沖縄家庭料理店のひとつと言って過言ではありません。

お値段も安く、隠れ家感満載で、食にこだわってる人には強くおすすめします。

お店は完全予約制です。当たり前ですが、予約が入らなければ営業しませんので、お1人や2人では、他のお客様がいない場合には残念ながら営業とはなりません。実は老夫婦でやっていることもあり、せめて3名以上、できれば4名以上で予約していただきたいお店です。

さて、完全予約制ということですが、ご予算に応じてコースを予約するシステムです。ご予算はお電話で相談してみてください。2015年現在、2,500円程度から行けました。ちなみに2,500円でかなりおなかいっぱいになりました。

ちなみに先に申しますが、この手の作りこんだ沖縄家庭料理店は今や大変貴重で、那覇でも同レベルの食事を出せるお店も、ほんの数店といえます。大きい声では言えませんが、那覇の某お店だと、7千円くらいの内容が3,000円くらいでいけちゃいます。

さて、まずは外観から。完全な民家です。(笑)
場所は新都心なのですが、まぁ相当がんばって行き方を準備しないとたどり着けません。
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ここを奥へと行きますと、以下の入口が見えてきます。
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どこにでもありそうなところなので、間違って他の家に不法侵入しないようにお気をつけください。

小奇麗な店内は、座敷と、テーブル席から成り立っています。
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ちょっと那覇の親戚に家に遊びに来た、、、という感じですね。
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さて、お待たせいたしました。コース料理をご紹介。
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まずはピーナツみそ。これ、いきなり絶品です。お茶にも、ビールにも、残しといてあとから泡盛にも!売っていたら買って帰りたい!

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続いて、しまらっきょう、ゴーヤ、きゃべつ等のおひたし。季節によって、組み合わせはいろいろと変わるようです。素材の良さを消さない、ちょうど良い塩加減。さっぱりで、それでいて、しっかり味があります。

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琉球王朝時代に思いを馳せて、宮廷料理を代表するミヌダル。豚肉に黒ゴマをまぶし蒸したものです。手の込んだ料理です。田芋を揚げたもの、および沖縄風てんぷらとともに。このあたりからは泡盛ですねー♪

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胃袋が絶好調になったところで、ジューシー(沖縄風炊き込みごはん)。お米が立つよう、硬めに炊き込まれており(私、硬いほうが好き!)豚の風味が、しいたけ、沖縄かまぼこと良いハーモニーを奏でています。本当に丁寧に作られてます!

なお、確か2,500円だか、3,000円のコースだったので、ぼちぼち締めかと思っておりましたが、そんなことはありませんでしたー!

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箸休め的な?細切り大根のピーナツ和え。これも泡盛がすすみます。

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沖縄のお祝いの席で出るという、沖縄の代表的な家庭料理、イナムデゥチ汁。沖縄版、お上品な豚汁(とん汁)といったところでしょうか?白味噌ベースで甘く、しいたけの風味もよく効いています。

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続いてこちらも縁起物、クーブイリチー。昆布の炒め煮です。二度目の箸休めか?(笑)

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厚めに切ったゴーヤーと、豚肉の煮付け(ラフティ)。うーん、うまい!泡盛もう一本!

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コースはいよいよ最終章へ。ここで出てくるじーまみー(ピーナッツ)豆腐。今や沖縄料理店ではどこでもおいてる定番ですが、公庵の食べてしまうと他で食べれない!?

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白あえ。沖縄のお野菜たっぷりです。

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そして、とうとうラストの一品。ナーベラーのさしみ。お味噌とともに。

この終わり方がまた渋い!お腹に優しい締めくくり方といえます。
怒涛の14種類!

うまい!安い!雰囲気良い!これぞ名店!他に何か必要でしょうか?

と、いうことで、那覇で、いや沖縄で、おいしいものを食べたい人はぜひぜひ訪れてみてください。

 

公庵(くーあん)
沖縄県那覇市銘苅3-21-31
完全予約制(せめて3名で。。。)
098-869-5040
不定休(あまり気にしなくても良いかも)

 - A1 沖縄料理 居酒屋(国際通り-那覇)