中村家住宅/なかむらけじゅうたく(沖縄本島中部 北中城村)
沖縄の住宅の特徴いえば、赤瓦。なかなか見られるものではありませんが、しっかり見たいならここ国の重要文化財に指定されている、中村家住宅がおすすめです。
場所は中城城跡の近く。高速道路でいうと北中城ICが最寄です。
さて、この中村家住宅ですが中村家の祖先は賀氏といいまして、琉球王国の官人である護佐丸という人物が首里王府の命令に従い読谷から中村城に移ったことをきっかけにこの地域に引っ越してきた方だそうです。
その後一時は、不遇な時代もあったそうですが、後に地頭職(いわゆる庄屋にあたる役職)に命ぜられるなど反映したようです。
さて、現在の屋敷ですが、18世紀中頃に建てられたといわれる主屋(母屋と台所)をはじめ、明治に建てられた他のいくつかの建物(アサギ・高倉(籾倉)・フール(豚小屋)・メーヌヤー(家畜小屋等)から構成されており、なかなかの広さ、見ごたえです。
屋根にはシーサーがおり、士族屋敷の形式に農家の形式である高倉、納屋、畜舎等が付随して沖縄の住居建築の特色をすべて備え持っていると言われています。(公式サイトより)
見学後は、売店でお茶と黒糖のお菓子がいただけます。
沖縄の文化の勉強に、沖縄らしい写真の撮影に、ぜひ中村家住宅へ。
中村家住宅
沖縄県北中城村字大城106
098-935-3500
営業時間 9:00-17:30
休み 無し(年中無休)
観覧料 大人 500円(2010年7月現在。子供料金あり。)
公式ホームページは。こちら