大石林山/だいせきりんざん(沖縄本島北部 国頭村)
沖縄本島の最北端、、、のそのちょっと手前にある大石林山(旧名金剛石林山)の紹介です。
ここは、日本で唯一という、熱帯カルスト地形を見ることができるスポットです。
百聞は一見にしかず、、、ということで、上記の写真を見るとお分かりですが、ここでは、とても個性的な形をした奇岩の数々に出会うことができます。 これらの奇岩は、水に溶けやすい性質をもつ石灰岩が、2億年といわれる長い長い年月をかけ、雨水に溶かされることにより変形したものと言われています。
他の沖縄の観光地に見られる風景とはまた異なる貴重な景色を楽しむことができます。
さて、この大石林山、レンタカーでのアクセスは駐車場まで。駐車場で車を停め、入り口でお金を払ったら山道を駆け上るバスに乗り換えます。運転手がどことなく具志堅用高さんに似てるのはさすが観光地、サービス満点といった所です。
決して平坦ではない道を、ガタゴトガタゴト、バスにゆられること10分間。山の中腹にある遊歩道のスタート地点である精気小屋に到着します。バスを降りたら、ここからは、自由です。用意されている4つのハイキングコースを楽しむことができます。
・巨岩、石林感動コース(700メートル、30分)
変化にとんだ岩や石を見ることができるコースです。
・バリアフリーコース(600メートル、25分)
車椅子でも回れるコースです。道幅3メートル、傾斜角度も3%以内のコースです。
・美ら海展望台コース(700メートル、30分)
山の頂上の自然の展望台を目指します。辺戸岬から拡がる海の景色が楽しめます。
・亜熱帯自然林コース(700メートル、30分)
沖縄を代表する木「ガジュマル」や6万本のソテツの群落の中を歩きます。このコースのみ山を下る形になりこのコースの終点はレンタカーを停めた駐車場となります。
上記のうち上の3つはゴールが精気小屋なので、ゴールの後、他のコースにも出発することができます。また、精気小屋からは山を下るバスが出ていますので、コースを楽しんだ後、バスに乗ってレンタカーを停めた場所に戻ることもできます。
おすすめは、美ら海展望台コース→亜熱帯自然林コースで、少々ハードに歩くことにとなりますが、さまざまな景色を楽しむことができます。
なお、この施設からの出口を出た後の帰り道が、なかなか絶景です。これまた最後の楽しみとして覚えておいてください。
公式サイトはこちら。
大石林山
入場時間 4-9月 9時から17時まで(他月は16時迄)年中無休
沖縄県国頭郡国頭村宜名真1241
0980-41-8117